部屋とYシャツとわたし

常に頭の中がとっちらかってるOLの日記

インフルエンザとわたしの7日間

  

 

生まれて初めてインフルエンザに感染した。

現在診断されてから6日目の夜です。

 

記録用に闘病記録(大袈裟)

書き留めておく。

 

まずはじめに、

本音を言えばこの週は早く休むべきだった。私は仕事が忙しいのと同時に自分への負の感情に殺されていた。商談に展示会と立て続けにこなさなければいけないタスクがあった。そんな中、バレンタインデーという恐ろしいイベントも待ち構えていた。クタクタで早くベッドで休みたかったのに仕事終わりに人混みの京成百貨店へ突撃し、閉店までケータイのメモと睨み合いながらチョコレートを買い漁っていた。

 

そんなこんなで身体に異変が現れた日を1日目として記録してこう。

 

 

DAY1:2/16(SAT)

あろうことに、この日わたしは働いていた。夜に恐ろしいことになるとは知らず。一昨日に大きな展示会があり人混みへ行き、その後はプレゼンの資料作成で寝不足状態だった。この日のわたしは朝から県南にて商談中で、生の刺身や牡蠣を試食で食べていた時だった。どれも食べすぎな量は食べていない。突然頭から血の気が引いて立ちくらみを起こした。気力はあるので踏ん張って堪えた。1週間前は生理だったので遅く来た貧血かと思って。だが普通に気持ち悪くなってトイレに駆け込みしれっとゲロった🚽美味しかったはずの刺身も、牡蠣も全部出て行った👋商談ルームには15人もの大人が居たが、誰もゲロ吐いた女がいるなんて気付いちゃいなかった。その後帰りの車で「さっきトイレでゲロ吐きました!」と先輩に報告した。「大丈夫か?!昼飯ラーメンだぞ!こってり!」目眩がした。いつもなら飛びつくほど大好きなラーメンを食べられるほどわたしの胃袋は穏やかではなかった。昼はラーメンを食べる先輩達を車で寝て待機していた。その後は軽く頭痛がしたので酷くならないうちにイブを飲んだ。家に帰るとなんだか身体が怠かったので次の日休みの安心感もあり、17時半には布団に入った。

 

 

DAY2:2/17(SUN)

貴重な日曜日。朝から頭痛で起きた。そして喉が痛い。おまけになんだこの悪寒戦慄。布団にくるまってるはずなのにね。

熱を測るとまぁまぁびびった。そして平成もあと数ヶ月で終わるという最中に、水銀体温計を差し出してきた父にもびびった。

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風邪か…?一日中こんな調子で頭がおかしくなりそうだった。何度かロキソニンを飲んで解熱を試みた。

高熱→ロキソニン→一気に汗をかく→楽になる→37度台になり水飲める・トイレに行ける幸せ!→悪寒戦慄→最初に戻る

この繰り返し3回くらいしてたら一日終わってた。

ロキソニンが効いている間は、頭痛も熱も無くなるので家の中を動くことが出来た。流石に熱が高い(平熱35.5℃)のでインフルエンザを疑った。(予防接種済み)しかし、風邪との違いと言われている、関節痛とやらもロキソニンで全部吹っ飛んでたので何が何だかわからなかった。笑 今日が休みで良かった。午前中は本気でそう思っていたが、日が落ちるにつれて明日の会社の事ばかり考えていた。見積り書を作る夢を見たのち寝落ち。

 

 

DAY3:2/17(MON)

夜中に飲んだロキソニンが切れ始める。明け方5時ごろに目が覚めて会社に行くか休むかを考え始めた。

🤔「(風邪かもしれん。ロキソニン継続的に飲み続ければ乗り切れるのでは?いや、万が一、万が一だがインフルだったら周りに移したらまずい。でも今週プレゼンも商談もあるしインフルはタイミング的にもゲロマズ。それにこの熱で休んでいいものか。多分ロキソニン効いてるし、今そんな熱ないはずー!」)

→計測→37℃→いけるやん!!→10分後悪寒で動けなくなる→熱測る→39℃😭😭😭

休み決定。会社に連絡。病院行く。

昨日悶々と悩んでいたのに5分もしないうちに流れを掴んだ。

 

着替えてられないのでパジャマの上からコート着て、どすっぴんマスクメガネで地元の病院上陸。

病院着くなり受付で熱測る。39.5℃

頭の中でスンドゥブ鍋煮込んでんじゃないかってくらいグツグツしてた。即待合室隔離

頭が痛すぎて壁に頭をもたげて、1時間待った。持ってきた500ml入るサーモスに並々注いできたポカリスエットも底をついてきた時だった。

「診察室へどうぞ」

 

看護師さんに首の座らない頭を抑えられ、鼻に検査のスティック突っ込まれた。わたしは熱が出る度にこの検査を受けたが陽性はかわしてきた。今回も陰性…!看護師さんが立ち去った後一筋の涙が…

また頭をもたげて10分後。インフルエンザA型です、とあっけなく診断された。

 

薬局にて薬剤師さんからなにやら速攻薬を手渡されてその場で飲んだ。

「はい、これでインフルエンザの治療は終わりなんです。」そう言われた。こんなに、こんなに辛いのに治療終わりだなんて納得出来ない。だって私は弱り果てている!!!!ほんの一瞬だけそう思ったが、とっとと家に帰って薬を胃袋へかち込んで、布団にくるまり無になりたかったのでなんだかよくわからないけど(説明聞いたけど頭に1ミリも入ってこなかった)おとなしく大量の薬を受け取って帰った。薬が効いてか、夜には笑顔になれた。

 

 

DAY4〜6:2/18(TUE)▶︎2/20(THU)

前日に貰った薬を飲んで、とにかく睡眠を貪った。おそらく木曜くらいまでずっと一日3時間程度しか起きていなかったのではないかと思われる。熱も38℃くらいをキープしていた。一日数回、あとは咳と痰とやたら低い痰ころ絡まりのおっさんの声が出るくらい。

6日目は突如原因不明の頭痛に悩まされた。寝すぎて脳死になりかけてるのでは?ほとんど使ってあげられなくてごめんねー!と本気で思った。熱は下がっているはずなのに、頭が痛くて寝られなかった。病院に連絡するも他の鎮痛剤は飲むな!とのことだったのでひたすら耐えた。病院行った日が一番辛くてその次に謎に6日目が辛かった。

 

 

 DAY7:2/21(FRI)

私はインフルエンザに感染したことを忘れてしまうくらいまで回復した。今ならなんでもできる気さえした。もう5日もおかゆしか食べてない胃腸のくせに、急にビックマックセットとか食べて胃を脅かしたくなるようなお茶目心まで取り戻した。

熱も36℃代まで下がった。何気なくしていることが当たり前じゃないんだと。何度も健康って素晴らしいと思いながら、やっぱりおかゆには梅が合うんだなぁと確信した。

 

 

私的インフルエンザA型辛さまとめ早見表

1日目 身体怠い。内臓が弱るためゲロ吐くかも(吐かないかも)まぁなんとかなる。

2日目 発熱38.5℃以上〜急激に鬼辛い。

3日目 頭に中国人とスンドゥブ鍋が発生する。病院行ってれば薬飲んだあとはラク。薬効果なくなると辛い。

4日目 記憶なし

5日目 記憶なし

6日目 ものすんんんんんごい頭痛。ここに来て2番目に辛い。

7日目 無敵モード

 

完治

 

 

 

 

ーあとがきー

インフルエンザは誰しも感染しうる病だ。予防接種はしようがしまいがかかる時にはかかる。今回の敗因はHPが残りわずかの状態でむやみやたらに人混みに行ったことである。

極めて恥、黒歴史になりつつあるが、わたしは3週間ほど前、インフルエンザがこの世でピークを迎えている時期に隣の席の女性がインフルエンザになったのを知り、「わたしインフルエンザかかったことないんです!」とその女性に話していた。後に愚かなインフルエンザ感染患者爆誕。なにも自慢できるものは持ち合わせていないわたしのちょっとした自慢だった。

だがわたしはあっけなくインフルエンザウイルスに侵され苦しみ、この自慢はもう一生出来なくなった。

 

なんて余計なことを言ったんだろう。笑い飛ばしてほしい。明日、ちょっと憂鬱だなぁ。